今回もご覧頂きありがとうございます!
ルアーリペイント、ルアー塗装も慣れてきましたか?
このブログでは、個人が市販ルアーと同等のクオリティを出せるようにこれまで紹介してきました。
この記事に辿り着いた方は、試行錯誤してトップコート・コーティングについて調べているところかと思います。
そこでこんな事について悩んでいませんか?
こんな方への記事
- 色流れで悩んでいる
- ウレタン硬化で悩んでいる
- トップコートの接着・強度で悩んでいる
- 市販ルアーのトップコートが知りたい
私もトップコートについては3年間ずっと悩んできました。
現在はこの種類にまとまりましたが、以前は様々なメーカーの溶剤でトライ&エラーの繰り返しでした・・・。
そこで今ご覧の皆様、私が感じているトップコートの問題点一覧です。
共感ですよね・・・
トップコート問題点
・種類(セルロース・ウレタン・UV・エポキシなど)
・色流れ
・強度面、吸着面
・手間が掛かる
あげてしまえばキリがないほど沢山の問題だらけなのがトップコートです。
セルロース、ウレタン、UV塗料、エポキシ、クリアなどそれぞれの割合を変えることはもちろん、
UVウレタンやUVセルロースなど混合塗料など人並み以上に試行錯誤してきました。
上記に記載した「セルロース・ウレタン・UV塗料、エポキシ」それぞれ完成はしますが時間がかかりますし、なんといっても手間でした。
色が流れてしまえばお終いです。
もし仮に、始めて間もない方がこの記事と出会ったとしたらとても羨ましいです・・・。
ノウハウをこの記事で知ってしまうのだから・・・
今回ご紹介する内容は、下記の目次の内容となっています。
この記事をご覧になる方はぜひ書籍を買った感覚で読んでみてください!
それでは、記事の内容です。
初めての方OK!基礎知識とトップコートとは?
トップコートとは?
まずはトップコート(最終コーティング)について。
塗装して最後のコーティングをトップコートと呼びます。
・ドブ漬け
・エアブラシで吹く
この二つの方法でトップコートしていきます。
ネットにも記載され、使用している人が最も多いセルロースセメント、ウレタンでのトップコート。
(UVでのトップコートも紹介したかったのですがまた別記事で書きます)
まずはこの二種類の仕組みについて紹介したいと思います。
トップコート基礎知識
トップコートは一度塗りではできない作業です。
ウレタンは数回、セルロースは数十回に分けコーティング層を作り上げていきます。
そこで簡単に溶剤の性質をご紹介します。
【ウレタン】
エアブラシやドブ漬けなども同じ原理ですが、一枚づつ皮膜を成形して積み上げていくイメージです。
【セルロース】
下の皮膜を溶かして一枚型として皮膜を作ります。そのため、色流れが起きやすいのです。
トップコートの溶剤が強すぎる場合、下のカラーを侵してしまい全部流れてしまいます。
その現象を「色流れ」と言います。
次はそれぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。
【セルロースセメント】
メリット・デメリット
【メリット】
・強度
【デメリット】
・色流れをする
・硬すぎてプラスチックとの相性が悪い
・皮膜が薄いので完成までにかなりの時間がかかる。
【ウレタンコート】
メリット・デメリット
【メリット】
・簡単
・色流れを起こしにくい
【デメリット】
・早く使い切らないといけない(空気と反応する為)
・濃度が高いので安価のエアブラシで吹くことが出来ない
今回この記事をご覧の方は、、、
上記の方法では圧倒的にデメリットが多いことに気づいているかと思います。
ぶっちゃけますと、釣具メーカーが出しているウレタンは開封してしまうとすぐに硬化が始まるので向いていません(笑)
今回の記事では、
・開封しても硬化しないウレタン溶剤
・綺麗に仕上げる方法
・色流れしない
ウレタントップコートの最大の悩みも解消した溶剤、方法なども紹介しています。
下記の記事は、入門者向けに誰でも手が出しやすい方法として書いた記事ですが、
今回の記事はこれまでのノウハウを公開することにしました。
コレからご紹介する方法はビルダーや一部の方しか耳にしない溶剤を使用します。
その溶剤を販売することはできませんが、ある溶剤を使用することによってトップコートを行っています。
この溶剤によって仕上がり、強度が変わってきます。
また一部、個人塗装でも塗装工業から特別手配している方もいます。
これからもっとリペイントをやっていきたい、上手くなりたい方に届けられれば幸いです。
※今回ご紹介するのはプラスチックルアーの記事となっております。