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【大人気】ジャンプライズのオールウェイクシリーズを徹底解説


今や外洋ゲームにおいて絶大な信頼を誇っているJUMPRIZE(ジャンプライズ)。

有名ルアーでは「ぶっ飛び君95S」「かっ飛び棒130BR」「ララペン165」がありますが海でルアー釣りをするアングラーなら持っていない人はいないと言われる程、大人気ルアーになっています!

さらに代表の井上友樹氏はトッププロアングラーとして活躍していたこともあり、ジャンプライズから作り出されるルアーに間違いはありませんね♪

初代にリリースされた「ロウディー130F 」は発売当初から1万本売れればヒットと言われる中、11万本が売れるという業界に革命が起きたのも事実です!!

そんな中、2015年に「オールウェイク105マルチ」が発売となりもちろん大ヒット・・・。

今は廃盤になってしまいましたが中弾性を使用したとんでもない竿の発売に業界に新しい風を送りました!

今回は私も愛用しているジャンプライズのオールウェイクシリーズを徹底解説していきます!

ジャンプライズロッドの実用性と実績

折れないロッドの登場

ティップだけを持って振り回しています
見ている方が怖い(笑)

初めてこのパフォーマンスを生でご覧になった方は「おぉ…」そんな歓声が起こります(笑)

まず最初にジャンプライズのロッドコンセプトとして中弾性カーボンを使用して曲げて魚を獲る曲げてルアーを最大限に飛ばすことが挙げられます。

私自身が以前に千葉にあるジャンプライズ本社へお邪魔させてもらった際に井上友樹氏はこのように言っていました。

「うちのロッドは傷が無い限り、高負担ファイトや90度ファイトをしても折れない」

試作する際に実際にロッドを何本も折って、限界の破断強度を調べているので魚相手では折れないと言っていたことを思い出します!

では、曲げてルアーを飛ばす曲げて魚を獲るについてそれぞれ順を追って解説していきます!!

抜群の飛距離


先ほども書いた通り、ジャンプライズのロッドコンセプトとして曲げてルアーを最大限に飛ばすことが1つに挙げられます。

【メリット】

その中でもロッド先端のティップ!!

どんなロッドでもルアーをキャストする際はティップが後ろへ残り、その分が放出されてようやくルアーが飛んでいきます

オールウェイクシリーズはこの「ティップ遅れ」を最大限に利用しています!

その放出を支えるのはベリーと呼ばれるロッド中部になり、ベリーはきちんとしていないロッドでは飛距離は期待できません。

しかし、オールウェイクシリーズはティップとベリーの相性が特化しているように思えます。

実際にキャストをするとティップが残り「パシュっ」とルアーを押し出す性能を体感していただけます!!

投げてみないことには説明ですと、難しいところはありますが他社のロッドとは明らかに違う感覚とびっくりする飛距離が間違いなく出ます。

【デメリット】

一方でティップが柔らかいが故にデメリットもあります。

ジャンプライズのオールウェイクシリーズでは中弾性カーボンを採用しているのですが、高弾性カーボンを使用していた方はキャストが決まらないことも。

張りがあって強い竿が好みという方は高弾性カーボンロッドがおすすめです!!

そもそも高弾性、中弾性って??

某アングラー

一般的に多く出回っているシーバスロッドでは高弾性カーボンロッドが一般的と言えます。

ちなみに低弾性はジギングで多く使われていて「あのめちゃくちゃ曲がるのに折れない」ことが特徴です♪

軽さ柔軟さ
高弾性カーボン
中弾性カーボン
低弾性カーボン

大型魚も制御が可能

オールウェイク105マルチ

私自身がジャンプライズロッドを使用していて最も良かったと思う点は「安心感」と「バラシの無さ

やはり、無理やり曲げ込まないと制御できない場面が外洋には存在します!そこで折れないということが自身になり、多くの大型魚を獲ることができてきました!!

曲がり込む→フックの変形無し→制御可能→キャッチ

このように繋がると考えています!!

ココで豆知識

フックが変形してバレることが多い方は中弾性ロッドを是非おすすめします。

というのもフックが変形する原因としては2つ存在します。

ファイト中に伸びてバレるように思われる方も多いと思いますが実は違います!

「フッキング」「ロッドが固い」

主にこの2つ、または人工物に触れた際です。

要するに瞬間的な力が加わると「てこの原理」でどんなに強いフックでも簡単に曲がります!!

曲げ込むことが十分にされている為、オールウェイクはバラシが少ないと言われています!

合わせた瞬間にティップが入ってくれることがどれだけ重要か・・・

写真のように曲げ込む場面こそなかなかありませんが安心感、そしてバラシ激減はアングラーにとって大きなメリットになるのではないでしょうか?

ジャンプライズ オールウェイクの種類と選び方


少し作ってみましたが是非参考にしてみてください!!

オールウェイクシリーズをおおまかに分けると「マルチ」「モンスターバトル」この二種類に分かれます。

その中で河川や小型プラグをメインとする86フィネスやモンスターバトルとマルチの間を補強する107ハイパーフュージョンなども挙げられます。

これから個々に説明していきますので興味あるロッドは要注目♪

※ジャンプライズロッドの記載されているルアー重量は劣ることなく操作できる重量を表記しています。その為、表記よりも重い重量でも可能ですし、軽い重量でも投げる事ができます。

テストでは500ml(500g)のペットボトルを投げています・・・。

オールウェイク86フィネス

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKW86FINES8.6ft145g5~28g0.6~1号

発売のメインテストとしては河川、汽水湖、干潟などを中心にして開発されたオールウェイク86フィネス。

使用していて強いて言うなら大きいルアー(ジョイクロなど)は向いていません

実際にジョイクロ178も使用しますがジョイクロなどの大型ルアーをメインに使用するならかなり固いロッドがベストかと思います!!

さらに海でのチヌトップゲーム、河口や河川でのシーバストップゲーム、小型ルアーを操作することに関してはピカイチです。

トップゲームは特にミスバイトが多いので小さなアタリを弾くことなく拾うことが可能です!

※現在は生産していない廃盤ロッドになりますので市場に出回っているうちの購入をおすすめします!

オールウェイク105マルチ

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE105MULTI10.5ft190g8~40g1~1.5号

こちらも愛用している105マルチ。

発売前のテストではヒラスズキのキャッチ本数は数百匹・・・さらにロケ中に井上友樹氏が10㎏に迫る真鯛を磯から連続キャッチしたことから業界がざわつきました(笑)

ジャンプライズからの初リリースロッドがこちらになります!発売から一瞬で市場から消えた伝説のロッドを言っても過言ではないかもしれません。

現在は中古で出回っていますが恐らく新品では購入不可かと思われます。

そんな中、オールウェイクシリーズよりも値段を抑えた「ツーリミットシリーズ」が発売開始

ロッド本体のブランクスは同じだがグリップ部とガイドの種類を「トルザイトガイド」→「Sicガイド」に変更したモデル!

こちらから103マルチが発売されたので参考までに♪ブランクスは変わらず同じままです。

オールウェイク110スーパーマルチ

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE110SUPERMULTI11ft199g8~42g1~1.5号

まずは105マルチと110スーパーマルチの違いですが「SUPER」が付いていることもあり、少しだけレベルアップしています。

ベースは105マルチですが最先端の設計から反発力とブランクス強度を105%向上させることに成功したようです!!

これらの向上によりルアーがさらに遠くへ飛んでいくことになります!!

長さが11フィートですのでサーフや磯といった遠投を勝負とするポイントでは最強の一本になると思います。

オールウェイク99モンスターバトル

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE99MonsterBattle99ft185g10~52g1.5~2号

99モンスターバトルは個人的にかなり使いやすくて素直な竿かと思います(笑)

というのも井上友樹氏はテスト釣行でポポペンで90㎝オーバーのヒラスズキ、28㎏のキハダまでキャッチしているロッドです・・・。

なんとも恐ろしい。

マルチはしっかりと曲げ込むイメージですがモンスターバトルシリーズはティップの柔軟さからベリーにかけて早い段階で反発力を持たせているイメージです。

そのことからティップでは繊細な小型ルアーを操作でき、尚且つ重量のあるルアーでもしっかりと振り切れる素直さが持ち味です!!

ひとつのレビューとして「グリップが固いので滑る」そのように思う方もいるようです。

ちなみに私は固くてかなり好みです(笑)

オールウェイク106モンスターバトル リミテッド

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE106LIMITED10.6ft196g12~52g1.2~2号

106は1111本限定で発売された限定モデルです!!

ロッドには「No.○○」このようにシリアルナンバーが付いていて何番目なのだろうかとワクワクでした(笑)

他のモンスターバトルシリーズと何が異なるのかといいますとガイド設計。

99モンスターバトルや108モンスターバトルではトルザイトリングといいうガイドを使用していたのですが106に関してはSicガイドを搭載してあります。

どちらもメリット・デメリットがあり、それぞれのベストパフォーマンスを発揮させるには1からはじまります。

「キャストの粘り」「ファイトの質感」を上げるにはSicガイドが必須でそのモデルをどうしても井上友樹氏は作っておきたかったようです!

つまり、今後技術が上がり良い物が生み出されるかもしれない中、今できる限界のスキルでトルザイトでのモンスターバトルとSicガイドでのモンスターバトルをそれぞれ形にしておきたかったようです♪

オールウェイク108モンスターバトル

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE108MonsterBattle10.8ft200g10~55g1.5~2号

このモデルも現在では廃盤で105マルチがリリースされたと時間差でリリースされたオールウェイク108モンスターバトル。

モンスターバトルの元祖はこの108がベースとして展開されていて当時はオールマイティーに105マルチ、時化の108モンスターバトルといった使い分けがベストでした♪

今ではそれぞれ展開され、各地でベストマッチするロッドがオールウェイクシリーズに必ずあると言われています。

その中でも衝撃を受けたのが現在ジャンプライズの社員であるプロサーファーの岩瀬雄氏。

千葉県内のサーフから108モンスターバトルで30㎏のヒラマサを釣ったことで大ニュースとなった。

それほど実績の高いロッドですが今は廃盤で新品では購入は難しいのではないかと・・・。

オールウェイク107ハイパーフュージョン

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE107HYPERFUSION10.7ft192g10~48g1.2~1.7号

ここまでの説明でイマイチ・・・その間が欲しい。

そんな方はコレから紹介する2本のロッドをご覧ください♪

オールウェイク107ハイパーフュージョンは105マルチと108モンスターバトルの合体です!

実際にマルチとモンスターバトルの中間的なロッドが存在しなく、そこを埋めたのがこの107ハイパーフュージョンです!!

モンスターバトルのような飛距離を生かした攻めの釣りとマルチのように確実に曲げて獲るスタイルを配合させた欲張りモデルです(笑)

インプレやレビューを見ていると黄色文字が微妙・・・そんな意見もあるようです(笑)

性能は本当に欲張りすぎるので105マルチと108モンスターバトルが両方欲しい!!そんな方へおすすめです!!

オールウェイク105パワーフィネス

種類長さロッド重量ルアー重量適合ライン
ALLWAKE105PowerFines10.5ft188g6~32g0.8~1.2号

オールウェイク105パワーフィネスは105マルチと86フィネスの合体です!!

バッド部は105マルチ、ティップ部は86フィネス、それぞれの技術を数年かけて配合することに成功したのがこの105パワーフィネスです!!

厳密には105マルチのパワーを5%上昇させて超繊細ながらもヒットしてしまえば粘りがある高負担ファイトが可能となります。

このモデルはオールウェイクシリーズの集大成と井上友樹氏が言うほど素晴らしいロッドに仕上がったそうです!!

そしてオールウェイクシリーズの生産を一時停止。

現在の技術ではここまでが限界だそうであと数年して再び技術が上がればオールウェイクシリーズも再開するようです!

それほど思いが詰まったロッドがオールウェイク105パワーフィネスだそうです!!


では、いかがだったでしょうか?

購入を検討されている方へ少しでも役に立てれば幸いです!

今回のブログはこれで終わりますが関連記事もございますのでよろしければご覧ください♪

 

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