ルアーフィッシングにおいてトレブルフックは今や当たり前となっていますね♪
一部のルアーを除き、ルアーを購入する際には付属してきます。
しかし!!
そのルアーに付属する純正フックで魚を掛けるとバラしたり・・・
折れたり、変形したり・・・そんな経験はありませんか?
そういう時限ってデカい魚なんですよね(笑)
純正フックは最低限使用できるいわば「おまけ」のようなものです。
魚をバラシてしまう一つの要因としてフックがありますので今回はその中でも「トレブルフック」について書いていきますので是非参考にしてみてください♪
必ず役に立つ最強トレブルフック
フックはタックルの中で最も大切です!!
釣りは魚と近い道具ほど大切で竿やリールは二の次、三の次になります。
いくらロッドが良い物でもフックをおろそかにしていては全く意味がありません!
タックルの大切な順番としてはフック→スナップ→結び→リーダーとPE結束・・・
逆にフックや結束に拘る人はロッドが何でキャッチします!!
フックも種類があり、それぞれメリット・デメリットがありますのでこれから紹介していきます♪
トレブルフックを付ける意味
ルアーに付けるフックは大きく分けて「シングルフック」「トレブルフック」の二種類が存在します。
4つのアームで1組のクワトロフックもありますが大きく分けて上記の2つかと思います。
まずは基本としてトレブルフックのメリットとは!?
トレブルフックのメリット
・掛かりが良い
・ルアーバランスが良い
やはりシングルフックと比べると魚がバイトしてきた時に掛かりやすいのはイメージとしても分かると思います!
さらにシーバスルアーや青物ルアーはトレブルフックを基本的なセッティングとしている為、設計通りに泳ぐことも大きなメリットとして上げられます!
しかしメリットがあればデメリットも存在します・・・。
トレブルフックのデメリット
・変形しやすい
・錆びやすい
トレブルフックはシングルフックと異なり「あそび」が無いのでフッキング位置や魚の不規則な動きによって変形しやすいです・・・。
さらに釣行後、フックを洗わずに放置しておくとすぐに錆びますよね(笑)
このデメリットを少しでも抑えることが出来るトレブルがあればさらに釣りの幅が広がります!
変形しない強いトレブルフック
残念ながら変形しないトレブルフックはありません・・・。
しかし変形や折れを極限まで抑えたトレブルフックは販売しています!
私自身、とてもフックに拘っていてトレブルフック・シングルフック共に様々なメーカーで各種試してきました。
変形しない点だけなら「H(ハード)」のフックを使用すればOKです。
しかし、ハードではフックが折れることが本当に多かった・・・。
さらに錆てくれば強度が落ちますので尚更「折れ」が目立ちました。
そこで使用してきた中で優秀であったトレブルフックを4本だけピックアップしてみました!!
錆びにくいトレブルフック
この4つですが左下の「ST-46」は基本的にルアーに付属しているおまけフックです(笑)
おまけと言えど、カルティバ社からリリースされているフックですので信頼が高いことも事実。
しかし、この4つの中では最も安く錆びやすい・・・。
fimoフックはコスパがとても良い!!
SP-MHは強度・錆びなど特化型の優れたフック。
RB-MHはバラしやすい状況で特化したフック。
以上の4つをこれから紹介していきますがそれぞれ「錆びた状態の写真」もございますので参考にしてみてください!!
最強トレブルフック各種解説
カルティバ ST-46
このカルティバST-46は多くのルアーに搭載されているいわゆる純正フックとして使用されています!
もちろん、ST-46単体でも売っていますので交換用フックとしても信頼のあるトレブルフックです。
ルアーを購入してそのまま投げられることは便利ですしフック代も浮くのでイィばかり!
しかし、純正フックだけに錆びやすい・耐久性に劣るといったデメリットも存在します。
ST-46のメリット・デメリット
メリット:使いやすく便利、安い
デメリット:錆びやすい、耐久性に劣る
もちろん必要なフックパフォーマンスは発揮しますが消耗品だよ・・・そんなイメージで良いかと思います。
このST-46を単品で購入すると700円程で8本入り(番手によって異なる)ですのでリーズナブルな価格で購入できます♪
フックは消耗品ですので純正フックが錆びたら交換するといった交換用としておすすめです!!
さらに錆びない、強い、耐久性を求めるのであればこれから紹介します♪
ちなみにST-46はこの錆具合で交換時です!
fimoフック
まず最初にFimoフックはコスパ最強フックです!
800~900円程で10本入り、色はブラックでカッコいいのも特徴的ではないでしょうか。
写真は「MH(ミディアムハード)」ですが2020年秋に「H(ハード)」もリリースされ今では様々なアングラーへ支持されているフックです。
釣具屋によっては扱っていない地域もありますのでウェブでの購入が良いかと思います♪
さらにサビの一歩手前で表面が酸化しますが錆びにくい点はこのフックの大きなメリットといえます。
一方で折れは少ないですが魚をキャッチした後や根掛かり回収後に変形していることが多くありました。
見方を変えれば根掛かりで回収できるのでメリットかもしれませんが変形は交換する手間が掛かってしまうので一瞬の時合いを逃してしまうかもしれません。
Fimoフックのメリット・デメリット
メリット:コスパ最強
デメリット:変形が多い、表面が酸化しやすい
がまかつ SP-MH
がまかつ社から発売されている「SP-MHシリーズ」
イメージとしては先ほどのFimoフックの強化バージョンといったところです。
強度・耐久性・錆びにくさにおいては抜群のパフォーマンスを発揮します!!
さらに錆びにおいては本当にあの茶色い錆ができにくい!!
※長期において使用していればマジックアイの部分がやられます。
なんといってもマジックアイはプライヤー不要でフック交換ができる・・・。
そう言われていますが実際に手袋をはめてプライヤー無しの交換は正直、厳しいです(笑)
価格はFimoフックと変わらずの850円ですが6本しか入っていない為、やや高く思いますが最高のパフォーマンス力を持っていますのでかなりおすすめです!
様々なフックを使用してきましたがココ2年間はSP-MHで安定しました♪
もちろん現在も愛用中です!
SP-MHのメリット・デメリット
メリット:強度・耐久性・錆びにくさがベスト
デメリット:価格
表面酸化はしますが錆びにくいこのフック。
がまかつ RB-MH
がまかつ社からもう一つ紹介したいフックがこちら。
がまかつRB-MH
ショートバイトやバラシが多い場合にこのフックに変えると一撃で掛かるほど素晴らしいフックです!
少し弱そうに見えて高負担でも変形しない、折れないパフォーマンス♪
しかし、強度面では一つ上で紹介したSP-MHには敵いません。
SP-MHとこのRB-MHは個人的にも使い込みましたがイメージとしてはガチンコ勝負のSP-MH、繊細な釣りでRB-MH。
拾えなかった魚を一本でも多く拾うことができるのでいつもとは一味違った釣りの楽しさが味わえます!
RB-MHのメリット・デメリット
メリット:ショートバイトやバラシ激減
デメリット:価格
【最強フック】ジャンプライズ×がまかつ トレブルMMH
最後に今まで使用してきた中で最もパフォーマンスに特化したトレブルフックを紹介します。
大手メーカー、がまかつとジャンプライズがコラボした「ジャンプライズトレブルMMH」
このフックは折れないフックとして開発されたモデルで必ず獲ると実現した凄いトレブルフックです(笑)
現在も遠征や必ず獲らなくてはいけない場面用に長保していますが毎回の釣行でベースにしているのはSP-MHです・・・。
実は他のフックと比較すると値段がかなり張るのですべてのルアーにはなかなか装着できません。
しかし、絶対に獲らなければいけないここぞの場面で必ず味方になってくれます!!
まとめ
最後に今回紹介したモデルをそれぞれ同じ期間放置し、酸化させた比較写真ですが少しでも参考になれば幸いです♪
同時にフックやコンビリング、サルベルなどの交換ではプライヤーが必需です!
KAHARAプライヤーやDAIWA プライヤーを使用してきましたが最も使用感、リングに負けない強度、使いやすさを重視するとこのRBB社からリリースされている「アルマイトプライヤー」がベストでした!
もちろん現在も使用しています♪
では、今回はシーバス・青物用のトレブルフックについて。
純正フックではどうしても欠点だらけでバラしてしまう方や変形してしまうことに悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
こちらではシングルフックについても紹介しています♪
自作方法もございますので是非オリジナルのシングルフックを製作してみてくださいね!