この釣りは8割の方が知りません。
あ、8割知らないと書いていますが実際に知っている方は多いのかもしれません。
ですが、知っていても実際に行動して釣っている人は残りの2割だと思っています!
私自身、シーバスのプロアングラーとも話す機会があるのですが知らないプロもかなり多いのが衝撃でした・・・。
確かに釣り方にもよるのですがホームエリアが大場所の場合は、案外知らないようです(汗)
そんなわけで、今回は「シーバスの遡上限界」についてです!
私は中学生の頃から遠征で全国様々なエリアでシーバス釣りをしていますのでその経験談から遡上限界、さらに上流エリアでの小場所ポイントの見つけ方を紹介していきます!
ちょっと面白い記事だと思いますので是非ホームエリアと比較して、遠征先の参考として、読んでみてください♪
どこまで上る?リバーシーバスの遡上限界とは
水さえあれば、どこまでも遡上します
水さえあれば、どこまでも遡上します。
まず筆者がわからない人へ簡単に自己紹介します!
筆者プロフィール
現在18歳
小6から釣りを始めて翌年には日本各地へシーバス遠征を始めました。
毎朝40kmチャリでランガンしないと学校に行く気分になれない程のド変態です・・・。
現在、高校を卒業して進学や就職をせずに本気で釣り一択で日本各地を釣っ走っている最中。
簡単ではありますが初めてご覧の方へざっくり自己紹介させていただきました。
では、本題へ入りますがシーバスは水さえあれば無限に遡上していく最強の魚です。
干上がってしまえば無理と思われる方が半数だと思いますし、干上がった河川でさらに上流へ調査する私のようなキチガイアングラーも少ないかと思います(笑)
しかし、実際に干上がった河川の上流域でシーバスを確認していますので遡上していきます。
(干上がった河川の上流域にあった水溜りです)
例えば、気候によって増減水が激しい河川の場合に増水でシーバスが遡上→減水で水溜りに残ってしまった。
※橋脚の脚など掘れているエリア。
このようなことが少なからずあることを頭の隅に入れておいてください。
もちろん、そんなエリアを開拓するよりも下った方が釣れます(笑)
あくまでも釣れる、釣れないの話ではなくて「遡上限界域」です。
今の例では、減水で取り残されてしまった魚の話でしたが実際に遡上できる最低水位って気になりませんか?
シーバスが遡上できる最低水位
さすがに干上がった部分を跳ねながら上ることはしないと思うのですが(分かりませんが)水がある場合に、遡上可能な水位について。
私の釣ったシーバスでの経験談でしかないので曖昧な部分ではあるのですがそのシーバスの体高が遡上限界ではないか、と思います!
過去の経験ですが小さな農道に繋がる水路と言いますか、用水と言いますか、幅は1.5mほどの田んぼの脇あるあれです(笑)
あそこでシーバスを釣ったことがあります。
もちろん長靴でも入れますので水深は30cmくらいでしょうか?
あの用水を遡上することを知ったときに背鰭見えるんじゃない?と初めて思ったことを覚えています。
強者なシーバスは自身の体高よりも浅い水深でも遡上するのかもしれませんが恐らく、体高の水深があれば普通に遡上していきます。
堰を超えるってマジ!!
これはマジです。
河川名を挙げて紹介しますが私の地元である新潟県での話をします!
阿賀野川には中流域に満願寺堰と言われている大きな落ち込み堰が存在します!
写真で見るとなかなか伝わらないのですがかなりデカイです(笑)
写真なんてもんじゃありません・・・。
水深もありますし、実際にこれ上るのか!?最初はそんな印象を受けました。
もちろん、これよりも上流で釣れていますし私も90にギリギリかからないサイズを頭に数本の堰上シーバスを釣っています!
阿賀野川は私のホームエリアから120km以上離れアウェイ感が強い地域ですので、まだ思う存分開拓できていないからこそ面白いですよね♪
あそこには夢が詰まっています!!
ただ、堰上とはいえ明らかに人工的に作られた堰は遡上できないかと思います。
増水で堰が消えた時に遡上すると言われていますがあくまでも仮定でしかないのでどうなんでしょうか?
まだわからないことだらけです♪
さてさて、ここまではシーバスの限界能力的なことに触れてきましたが、
実際に超上流域でシーバスを釣るにはどうすれば良いか?
新規開拓で小場所ポイントを見つけるにはどうすれば良いか?
次からは上流域での小場所ポイントの見つけ方や釣り方を紹介します!!
最上流エリアでの新規開拓のコツ!
【重要】固定概念と余計な経験を捨てる
恐らく、このブログをご覧の方はシーバスを初めて間もない方ではないかと思います。
でも、シーバスを初めて間もない時の何もわからないあの感覚はとっっても大切です!!
ここを通して、このルアーで、この時期はここのポイント、今はこのベイトだから・・・・
どうでもいいです(笑)
この手のシーバス釣りは魚の居る場所に行くだけで良いんです。
ルアー、ベイト、通し方は外れていても食ってきます(笑)
それが難しいんだよ・・・と思った方はこの手の釣りの経験者のはず!!
この釣りは自分がこれまで積み上げてきたものを壊すくらいの常識は外れなことをしないと魚を見つけることはできません。
例えば・・・
「さすがにここまでしか登らないでしょ・・・」
「投げるだけ無駄か・・・」
「道ないからいいや」
「釣れないって言われてるし」
「誰もやってないし、この川でシーバス登らないはず・・・」
例えばですがこれが全て固定概念です。
ココがポイント
河口の川幅がどれだけ小さくても、川と海が繋がっている限りシーバスは遡上します!
川の水がある限りシーバスはタイミングを見て遡上しています!
これだけを頭に入れて、周りを気にせず釣りをすることが大切です!
要はシーバス始めましたの経験0からこの手の釣りをするとありえない常識外れなことをしてくれます。この感覚が大切!!
シーバス歴が長ければ長いほど固定概念が邪魔をします。
自分とシーバスを信じて突き進むのみ!!
田んぼ・用水・畑系シーバス
とはいえ、固定概念って
「はい。捨てます」って言えるほど簡単に捨てられません!
答えは全部魚で常識はずれなことをして、そこで得たシーバスからの反応が少しづつ今までの固定概念を崩してくれます。
まずは私の得意な田んぼ・畑・用水のシーバス釣りを紹介します!
闇雲に田んぼや用水、畑で釣りをしても魚はいません(笑)
遡上してくるためにはいくつか条件があります。
遡上条件
・川と繋がっているか
・河川との入り口をチェック
結構大切で田んぼや畑、用水系のシーバスは直接河川と繋がっていることもあればほとんどが水門で繋がっているはずです。
その水門が閉まっていればそもそもシーバスが遡上しませんので注意です(笑)
さらにその入り口に遡上できるだけの水深があるか?
(シーバスの体高ほどの水深があればOK)
これさえチェックすれば歩いて上流へランガンしましょう!
稀にゴミなどを引っ掛けるネットが張ってありますので航空写真では映らないところは足で確認しましょう。
支流の支流の支流系シーバス
最後にもう一つ。
支流の支流の支流系シーバス。
もちろん、支流の支流系シーバスも有りです!
(支流の支流の支流の支流系シーバスは有り有りです!!!)
※支流シーバスは当たり前なので開拓のしようがありません(笑)
この手のポイントは水があるか、ないか、だけなので簡単です!
川があれば開拓する価値がありますし、水があまりにも死んでいたり下から上まで水深が浅すぎる川は増水時でないと厳しいかもしれません。
干からびていても水が繋がっているならタイミング次第でチャンスはあります。
ルアーもなんでもOK!
目の前をきちんと通してください(笑)
ドブ川鱸のまとめ
もう一度確認しますがこの非常識な釣りをするよりも、過去の経験から釣れるであろうポイントへ通った方がシーバスは釣れます!!
ですが、この非常識なシーバス釣りは全てが新鮮で最高に楽しいから私は挑戦しています!!
誰もいないエリアで新規開拓して、魚が出た時の感動はどうしても変えられないものがあります・・・。
そしてサイズが出やすいことがオマケでさらに良い♪
まだまだ地域によっては未開拓な釣りだからこそ、この記事を読んでくださった方に同じ感動を届けられれば嬉しいな♪
最後に私自身、YouTubeをやっていて面白いエリアでシーバスを釣っている動画を投稿していますので是非ご覧ください♪