まず、始めにこの記事はかなり面白いです!!
釣具屋へ行くと発光玉は色々な色があってどの色が最も釣れるのか、気になりますよね!
私はホタルイカパターンを始めた翌年からこの実験を初めて結果がはっきりと分かるまで4年間かかりましたのでその結果を記事にしました!
さらにこの実験を始めて、ホタルイカパターンでの魚のバイト方法がはっきりしました!!コレ、凄いですよ♪
とりあえずそもそも発光玉は必要か不要か?ここから入っていきます!
ではさっそく本題に入っていきましょう!!
最も釣れる発光玉の秘密を公開【ホタルイカパターン】
ホタルイカパターンでの発光玉効果
まずはホタルイカですが身の危険を感じると写真のように青く発光します!
つまり「魚に追われている際に発光する」ってこと♪
発光しなくても魚はホタルイカが見えますが追われている時に発光するならルアーを光らせたらいんじゃね?
そんな発想から発光玉が使用されるようになった!って感じですかね♪
ホタルイカパターンを始めた際は釣果アップの為に使用していましたが今の発光玉へのイメージは少し違います。
「発光玉は集魚力にしか過ぎない」そんなイメージです!恐らく間違っていないかと思います。
よりナチュラルに食わせる、サイズを出したいなら発光玉は必要ありません!
発光玉があると数は出ますが何故かサイズが伸びにくい・・・ルアーに集まったデカイ魚に避けられているような感じがするんです。なんとなくですが(笑)
ってなことで発光玉は食わせる役割では無く、集魚力を上げる効果があること!
ホタルイカパターン発光玉の種類
さて、発光玉の種類はいくつもあります。
ここの編はサクッといきましょう!
色では・・・例えば「レッド・イエロー・ピンク・ブルー・グリーン」などがありますね!さらに大きさも小さいものから巨大なものまで多数です。
では、この中でどの色が魚に良い影響を与えるのか?
「ホタルイカは青い発光だからブルーの発光玉でしょ!」これが一般的な発想!
でもね、当時の私もそのように考えていましたが少し違かったんです♪
さっそく実験内容に入っていきましょ!
4年間の発光玉実験【ホタルイカパターン】
発光玉で明らかに釣果が変わる説
さぁ、ここから面白くなってきますよ〜!!
今回実験として使用した発光玉はこの三種類(緑・青・ピンク)
内容は以下の通りです!
・一番明るい発光玉のカラーを調べる
・各々の発光時間を調べる
・発光玉有りと無しどっちが釣れる?
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1一番明るい発光玉のカラーとは?
※ピンクの玉を発光させると黄色に光ります。その為、右の黄色い発光は「ピンクの発光玉です」
同じ時間、光を与えて電気を消した状態がこの写真の通りです。
写真ではわかりにくいですが一番明るい発光をしていたのは「緑」でした♪
明るさは「緑→ピンク→青」の順かなと。
では、次。
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2発光玉の時間
そのまま放置して数分後・・・。どの色が一番光っているのかを調べます!
答えは簡単で「緑→ピンク→ブルー」の順でした。
ここは大した実験では無いのでサクッといきましょう(笑)
まとめ
・一番明るいのは「緑」
・発光時間は長い方から「緑→ピンク→青」
魚は発光玉を食ってくる説
ここはめちゃんこ重要でいよいよ釣果実験です!!
どのような反応が得られるのかを実際に釣りをしてみて確かめていきます。
その舞台はホタルイカパターンで入れ食い状態になる新潟県の糸魚川のテトラ・ゴロタ帯!
魚は数釣りが可能な「クロソイ・メバル・カサゴ」の三種類。
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1緑の発光玉で釣る
まずは緑の発光玉をつけて投げましょう!最初は全ての色で釣れるのかを検証していきます。
いつも通りの一投目でGET♪
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2青の発光玉で釣る
次に青い発光玉を投げていきます!
2投目でやはり来ました♪
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3ピンクの発光玉で釣る
続きましてピンクの発光玉でやってみます!まずは全色できちんと釣れるのかが重要です!
発光玉は隠れてしましましたが普通に釣れました♪ただ、釣るまでに少し時間がかかりました!
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4緑VS青どっちが勝つ!?
次にフロント緑、リア青でやってみましょう!
では、玉をチェンジしてフロント青、リア緑にしてみます。
なんとリアにフッキング!!写真ではフラッシュの具合でリアフックの玉は青っぽく見えますが実際には緑です♪
この実験で発光力の強い緑目掛けて食ってくることがわかります!
ここが面白いんです♪
その後何度かフロントとリアで玉チェンしながら行いましたが8割緑にフッキングしてくるといった結果になりました!もちろん青に食ってくることもありましたがほとんど緑といった結果でした!
ではでは、発光力トップ2の緑VSピンクではどうでしょうか?
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5緑VSピンクどっちが勝つ!?
まずはフロントに緑、リアにピンク。
これは圧倒的に緑の勝利でした!
何故かはわかりませんがピンクの玉には極端に反応が悪い気がしました!!
ピンクだけで投げる場合でもなかなか反応が得られずに緑や青に変えるとすぐにヒットする状態でピンクはイマイチなのかもしれません・・・。
しかし、ここにきて一つ疑問が浮かびました!!
悲しいですがホタルイカパターンに「ルアーが関係ない説・・・」
ここまで発光玉に食ってくると発光玉のおかげでルアーは関係ないのかもしれません!!
そこで!!
このようにシングルフックの「チラシ針」を自作しました!
ルアーから針までの垂らしを長くすれば発光玉に食ってくるのか?
はたまたルアーにバイトするのかはっきりするでしょ!?
そんな企みです!
ホタルイカパターンの概念が変わります!
【衝撃の結果に・・・】ルアー vs 発光玉
本格的にチヌ・シーバスを狙いたいので舞台はホタルイカパターンの本場、富山県。
ここでルアーvs発光玉の真剣勝負です!
もちろん一回の兆候ではなく、過去3年間このフックについて自分なりに研究したのでその釣果を一部だけ紹介します!
この作戦を思い付いて初の富山ホタルイカパターン。
簡単にタックル先ほどの「チラシ針セッティング」を紹介します!
チラシ針をリアのみに装着してフロントフックは付けません!
こうすることによってルアーに食ってくる場合は針との距離があるのでフッキングしない、発光玉に食ってくるのであればフッキングするということです。
1回目の調査ではこのセッティングはバッチリハマりチヌを無双しました・・・。
もうわかりましたか?
なんとも悲しいですが「ルアー<発光玉」
これだけ針とルアーの距離があるのにも関わらずガッツリフッキングしています(笑)
完全に魚は発光玉を目掛けて食ってきます!!
つまり、ルアーの性能がどうこうではなくてルアーはシルエットと発光玉のレンジキープにしか過ぎない・・・とこの時に5割確信しました!
何もしない・・・ホタルイカパターンの放置釣法
その後はこの調査を数回して確信しました。
ホタルイカパターン真っ只中では発光玉がめちゃ重要!!
では、本当に発光玉だけに食ってくるのであれば放置しておけば釣れるでしょ?
そんな謎が出てきました!
そこで!
フロントは何も付けていませんでしたが「ナス錘(9円/個)」を付けてボトムに放置する作戦に変更!!
投げたら何もしません!!
イメージはこんな感じ。
放置しながらふわふわとボトムを転がり、発光玉の力で食わせる!!
では、またまたホタルイカパターンの聖地である富山県へレッツゴー!
成績はこのような超巨大ウグイで制圧されました。
たまにアイナメやシーバスが釣れたりと面白い結果で特にチラシ針でのボトム放置で食ってくると確認できたのは本当に大きい収穫でした!!
放置で釣ることはよくありますがチラシ針の放置となると確実に発光玉に食ってくることが明らかですよね!!
さらに利点としてはほぼバラしません!!
チラシ針だけあり、掛かってからの自由度が高いので魚をバラさないことが特徴で特にチヌはトレブルやシングルと比較するとバラシ率が激減します。
最終的なまとめとして発光玉がルアーに勝った!
そのような書き方になってしまいましたが近年は少し感覚が変わってきました。発光玉に依存すると魚のサイズが出ません!!
これは間違いなく事実かと思います。
発光玉に目掛けて食ってくる魚はリアクション要素や集魚力にしか過ぎないので大きい頭の良い魚は口先で見切っているような感覚がしています。
とはいえ、ホタルイカパターンで釣りやすくなるのは間違いありませんので初めての方やまだ慣れていない方は「発光玉をおすすめします」
実は発光玉も5社ほど試していてどれも発光力と発光時間が全く異なります!!
数年間、私が使用しているのはこの発光玉で恐らくベストです。サイズ3号で十分でメバルなどを狙う方はさらに小さい2号などがおすすめです!
もうバラさない!シングルフックを超えた「チラシ針」
最後に今回紹介したチラシ針は誰でも専用道具無しで、手で作れます!
こちらの記事で掲載していますのでこの冬の期間で作ってみてはいかがでしょうか?同様にシングルフックの作り方も同じですので覚えておくとかなり良いです♪