これはGTを釣り為に南西諸島、徳之島に移住した19歳の物語。
なぜ徳之島か?
ネット上に磯でのルアーGT情報がないからである。
餌師が多いため、餌でのGT釣りは知られているがルアー釣りは未開拓が多い・・・はず。
何はともあれ、行ってみないことにはわからないので家も探さずにとりあえず乗り込んだ。
荒磯の王者
この日は大潮前の中潮最終日。
南西諸島でのGTは大潮や満潮といった潮の動きが大きい日、大きいタイミングが良いとは聞いたことがあったが本当にそうなのか?
移住して3週間が経つが干潮から満潮、満潮から干潮。
潮回りも様々試してきた。
これは前回の記事とダブってしまうがこんな感じ。
朝早起きしたのでいつも通りに海へ。
確か、早起きは三文の損!って言いますね(笑)
磯へ立つ場合は、どれだけ暑くても、どれだけ凪でもライフジャケット着用。
そしてスパイク装着。
そして泳ぐ場合は足ヒレも忘れずに。
釣りで「泳ぐ」イメージは人それぞれ違うと思いますが自身で釣りで泳ごうとするならヒレは必須。
ヒレなしで泳ぐことは海を舐めて、命知らずか!と言いたい・・・。
ライジャケを着けているとはいえ、両手が塞がり、バッグを背負って泳ぐなんてのは流されて当たり前!!
それでも教科書通りにならない海を理解して、万が一にも備えられるような装備と気持ちの余裕も大事。
さておき、足ヒレを着けて少し沖の磯へ乗った。
台風前ということもあり、サラシが広がる一面。
そんな時は高アピールが可能なデカい波動を出すルアーをセレクト。
「ララペン240」
ルアー、特にダイビングペンシルはルアーの大きさのローテではなく、波動で分けたほうがいい気がする。
ダイビングペンシルの大半はS字をかくものがほとんど。
S字幅というとイメージがつきやすいだろうか・・・?
プラとウッドの大きな違いはココ。
もしウッドが反応いい時は、プラでも大きなS字をかくペンシルがいい!はず・・・
これは過去の経験談なのでスルーしてもらっても結構です(笑)
そしてサラシの影からララペン240に飛び出したデカい魚影・・・。
恐らくイソンボ。
惜しくもフッキングならず、ルアーに穴が空いて帰ってきた
しばらくすると磯際からルアーが急に消えたと同時にラン!!
「ついにGTきた!?」
その割にはファーストランで終了してしまった(笑)
マイクロGTか?はたまた・・・
デカいカスミアジ。
写真では伝わりにくいが、かなりの良型。
7kgといったところだろうか?
青い斑点に青い鰭がとても綺麗な魚。
釣った直後から色が変わってしまうので写真ではその美しさを納められないのもこの魚の特徴。
この日は予定があったのでこれでお終い。
イソンボのバイトもあったし、良い釣行だった
そして、帰り道。
泳ぐほど潮位がない(腰くらい)であった為にヒレはいらないか・・・
波がかなり上がっている日で波を見ながら早めに帰ろう。
スパイクで崖下の磯を帰って行く際、胸以上ある波が一発!!
無理だと分かったので、のまれた際に方向がわからなくなることだけは避ける。
瞬時に足を浮かせて波に身を任せた。
磯際の引き波で10mほど沖に流されたが、次の波で偶然元の位置に上陸。
そんなこともあるのでヒレを着けて泳いだほうが良かったな、、、と実感。
使用タックル
ROD:JUMPRIZE BACKUPPER93ⅧFINALBATTLE(試作)
REEL:TWINPOWER14000XG
LINE:YGKオッズポート8号 YGKキャストマンアブソーバー 170lb
LURE:ララペン240