先日、地元の餌師よりこんなお誘いをいただいた。
「与路でも行こうか〜?明日」
「行きます!」
前日に与路島渡船が決定した。
島なんて、、そんなもん笑
そもそも与路島とは。
あまり知られていない島ではあるが、釣人からすると夢の島。
古くから伝わる釣り伝説は今も尚残されている。
先日地元民から昔のタックルを見せてもらった。
腕の太さ以上になる竿に10kg近くあるであろう太鼓リールを駆使して、大物釣りをしていた・・・・と。
その内容は現地にて探して欲しい。
表には出ていない世界記録級の魚なんてゴロゴロ捕獲されている。現地に行って確認するから価値があると思う。
さて、当日。
この日も山と書いて「サン」と読む山漁港からの出港である。
本来、与路島に行くための手段としては奄美大島→海上タクシーで与路島に行く経路しかない。
しかし、徳之島には地元民だけの裏ルートが存在している。
地元民限定で与路島からわざわざ船が来て、徳之島→与路島の直行便が釣り人の中で成立している。
恐らく昔から付き合いが長いこと、誰も怪我なく無事にマナーよく釣りをしているから他ない。
こういった繋がりは大切にしないといけないと思う。
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徳之島から与路島までは1.5時間ほどで到着した。
今回は8人での渡礁だが、餌師が7人のルアー1人である。
ましてやカマジ(GT)狙いなんてwwみんなそんな感じ(笑)
昔はここで背中を出して群れになっていたと20年前の話をしてくれた。
渡ったのは平瀬と呼ばれる磯。その後ろに名礁「立神」が見える。
立神と平瀬の水道は下げ上げで激流と化す。
早速キャスト開始。
開始2投で何かが後ろについたがフックアップせず・・・・。
恐らく根についたカスミかな?
夕方まで無心で投げ続けましたがラストにサメが出たっきり。
餌師の方は伊勢海老を大量確保していた。
餌はキビナゴと釣れた小物を切って落とすだけの簡単仕掛け。
タックルを貸して貰い打ち込みをしてみたが金魚が大量に釣れただけだった・・・
どうやら今日は魚の反応が悪いらしい。
上げと下げで流れの方向が真逆になるのだが、渦を巻き、反転流を成し、恐怖すらも感じるほどの光景であった。
やがて回収の時刻。
何もないまま終わってしまったが楽しみはまた次回に取っておこう。