【房総釣行記】春ヒラスズキ連発!!外房の磯を開拓する【前編】
この記事は前編続いて いますので初めての方は前編も合わせてご覧ください!
それでは、後編いってみましょ!!
【房総遠征】開拓した磯で最終日にヒラスズキが爆釣!!
【実釣2日目】ウルトラ凪!どう攻める?
実釣2日目は朝から凪&晴れマークだったのでやる気が低下・・・。
全くと言って良いほどやる気が出ないまま起床した6:00
とりあえず朝飯としよう!
クーラーボックスに入っていたコマ肉と野菜をぶち込んで味付け、卵をトッピングしてスタミナ飯の完成である。
予報的にもこの日はほぼ諦めて、ポイント調査と鳥山調査に徹底しようと決めていた!!
のんびりとした房総の雰囲気も大好き!!
房総半島の勝浦〜館山までをドライブしながら鳥山を探す作業。
かなり地味な作業だが翌日(最終日)のために・・・。
ちなみに最終日は波が上がる予報でいい状況だと思われるので今日は大人しくしよう♪
大人しくなんてできるかって(笑)
午後は少し風が吹いてきたので竿を出しましたがノーバイっ・・・。
遠征ってこれがまた楽しい!!
【実釣三日目】ヒラスズキの春爆に遭遇!
最終日。
実釣三日目の開始である。
この日は寝坊をかまし、7時から投げ始める安定のマイペースぶりを披露。
しかし、ヒラスズキアングラーとは一人も会わない・・・。
今釣れているポイントが違うのか?
それとも時間が遅いから??
この日は徐々に時化てくるので昼頃が良さそうな状況になるはずなので、朝はのんびり(笑)
朝は晴れであったが予報通り、曇りになってきた10:00。
風も徐々に強まり、同調して波が上がってくる。
平鱸を狙うにあたって、そのポイントのスリットと並行に波が入れば全国どこでも通用すると思う!!
さらっと書きましたがめちゃくちゃ重要ですので初場所でポイントがわからない方は是非参考にしてほしい。
情報で動く人には絶対にわからない事!
釣りを開始したのは10時。
これといった岬や磯場を打つも全く反応が得られない状況。
せっかく前日に下見してベイトを確認したエリアもこの日に限ってお留守のよう(笑)
帰宅のことを考えて始める自分・・・。
濡れて帰りたくないな・・・。
風呂に入りたいな(5日入っていないw)
よし、帰ろう!
12時前に撤収することにした!ウェットスーツを脱いでスパイクも脱ぎ、サンダルで軽装になりながら南房総から新潟への帰路についた。
が、しかし!
途中にどうしても打たないと後悔すると感じたエリアがあり一度通り過ぎたが、戻って準備をした!
ウェットも脱いでいるので相当でなければ打たないのだがこの時は何故か・・・
もちろん、ベイトもいないので確信はないのだが五感と言いますか・・・野生の感を言いますか・・・
何か感じたのは確か。
ちょうど雨が降り出し、波がまとまってきた。
このエリアも初場所の為に全く土地勘がないのでとりあえず美味しそうなサラシを打ってみることにする。
すぐにヒット!!
ここまで苦労したのはなんだったのか?笑
あっさりと食ってきた!!
それと同時に沖には無数の鳥が旋回し、次第に鳥山になり、突っ込み始めた・・・。
やはり感は間違ってなかった!
遂には平鱸がベイトを追って水面でジャンピングバイトをしている光景を目の当たりに(笑)
急に色づいた海に2投目、
ホンダ・ワラ・ハヤテである!
3投目もバイトするもヒットならずと爆発モードに突入した!!
ただし、何を投げても反応する状況ではないらしい。
適当に投げて釣れるものでもない!
私自身、新潟県在住でヒラスズキの馴染みがないだけにヒラスズキの頭の良さに感動(笑)
ココがポイント
最終セットで入った波が砕け、伸びた瞬間に食いっ気MAXになる感じ!ルアーを投げるほどスレてくるのがわかる!!
本当にヒラスズキは頭が良い!
イメージはメバルみたいな頭のいい根魚って感じ。
マルスズキとは感じが違うかな!!
ポイント
私は新潟県内で過去に8本のヒラスズキをキャッチしています!!
地形や潮、風、潮位のタイミングをかなり研究していた甲斐があり、ヒラスズキの濃い房総や九州は案外簡単に魚が見つかります♪
そう考えると地元で頑張ったことが今、全国で活躍できるポテンシャルがあるなと実感!!
少し雑談になってしまいますが地元での釣行はノート数百枚に及ぶほど毎釣行データを取っていました。
データを取得した翌年は大体役に立たないのですが3年後くらいに同じ周期になることがあるので釣果が一気にぶっ飛びます!!
そんな地元の話は少し置いておいて・・・
これだけ爆釣しながらも魚がスレてくる。
投げるごとにシビアになっていくのがわかるこの状況。
釣れるうねりが入った最終セットは必ず何かしらの反応があるのだが薄いサラシでは口を使わない感じ。
(嘘でしょ・・・と私も思っていたのですが本当に反応しないんです)
10分ほど休ませて再度投げると最初の1、2投だけバイトして終了。
潮位を確認すると潮止まりだったので一旦車に戻ってタックルを万全に組んで休むことにした。
(気づけば13時を回っていて、帰路に着くどころかガッツリ釣りしてんじゃんかい(笑))
狙い通り一発で食わせた価値ある魚
入り直したのは2時間後の15時。
釣りが満足次第、帰路に着くことにしたのでこの日はとことんやり込むとする!
(太平洋は日本海と異なり、潮位差が激しいので一人で釣りをするときは下げで入ることをおすすめします)
15時に入ったは良いものの、13時満潮から比較するとかなり干上がってきた(笑)
その前に勝負を決めないと・・・
沖にいた鳥はすでに居なくなり、波だけが残る海。下がっていくにつれ、打てる場所が少なくなっている気がする。
先ほど爆釣したピンは無くななっている(笑)
もう1時間でも早くポイントに入ればと少し後悔している自分がいる。
とはいえ、スレていたあの状況からの一投目。
反応があれば最初の数投だと先ほど確認したので全全集中で釣れる波を見極める。
先ほどとは異なり、釣れる波がなかなか入ってこないが狙い通り1投目で反応してきた可愛いヒラ。
50cmくらいだろうか・・・?
ありがとう!!
この魚で今回の遠征が終了。
この後も2投目、3投目と期待するも全くの無反応。
完全にベイトについて回遊していた感じ
房総ヒラスズキのポイントと釣り方と特徴
房総ヒラスズキのポイント
私は房総へ通い詰めて極めたアングラーではないのであくまでも推測、思ったこと、感じたことをここでは書いていきますので参考までにお願い致します!
今回、回ったエリアは房総半島の中でも外房という外洋に面したエリア。
有名エリアは勝浦や館山が知られていますが房総はどこでも釣れます!
基本的には磯、サーフの混ざった地形で成形されているのでヒラメやヒラスズキには絶好のポイントには違いありません!
どこでも釣れるとはいえ、どこでも釣れないから釣れないんですよね(笑)
そこで今回は状況に応じたポイントの見分け方を紹介します!
その後、ポイントでの狙い方と房総の特徴を書いていきますので参考にしてみてください♪
まずはヒラスズキのポイントですが波と風をきちんと詠んで入る必要があります!
遠征組は特に事前情報に拘りがちですが波の入り方が変わってしまえば、全く釣れないのがヒラスズキという魚。
風と波は絶対条件です!!
風と波を詠むとは?
基本的には「風と波」この二つは仲が良いのでセットです。
波高1.5m〜2mが釣りやすいと言われていますが1mでも3mでも魚は出ます!
風は波と同じ方向に入っていると最も釣りがしやすいのではないかと思います。波と同調していないと波向きも変わってくるのであまり好きな状況ではありません!
風0〜15mまでが安全に釣りができるのでそれを越す場合は少し考えましょう!
安全第一、釣果第二、と考えた時にベストは波高1.5〜2m、風7mです(笑)
あとは地形。
波と地形はかなり重要でスリットの入り方に注目。
特に房総はスリット系の磯が多いので航空写真でスリットを見ることができます!
スリットと波が平行に入るポイントは間違いなく魚がいるかと思います!
そういったポイントは全国どこでもベイトも入っていることが多いイメージです!
まとめます。
ココがポイント
・波と風が同調
・波がスリットに平行
房総ヒラスズキの釣り方と特徴
今回のタックル
・ロッド:JUMPRIZE ALLWAKE105MULTI
・PEライン:Seaguar PE X8 1.5号
・リーダー:YGK XBRAID FC ABSORBER Slim&Strong
・ヒットルアー:
最後に房総ヒラスズキの釣り方と特徴をピックアップします!
※これは釣りをしていてその場で感じたことです。
勝浦〜鴨島エリアは居着きのヒラスズキがいるので単発で拾う釣りがなんとかできる感じ。
やや波が小さい日でも小型プラグやミノー、バイブ、ワームなどの釣り方で魚が出きますがハイプレッシャーなので二度目は無いイメージでした!
鴨島〜館山(南房総)エリアは砂地が多いので主に平磯系の地形。
平磯系はやはりベイトの存在が必須でベイトが寄れば高確率で複数のヒラスズキをキャッチできるのでは無いかと感じました!
房総半島全体で感じたことは、
・ヒラスズキのサイズはあまり選べそうにない!?
全体的に小型が多いのは無いかと・・・。
・人が多い
ハイプレッシャーと言われる意味がわかった!
・ベイトが必須
波と風が揃っていてもベイトが入っていないと想像以上に食いが悪い!
以上!
そんなこといながらいつも通り、楽しませてくれた房総の海、魚、自然に感謝して今回の遠征も終了!
ありがとう!!
PS.
YouTubeで今回の動画バージョンを公開していますのでぜひご覧ください!