メタルジグが高いと思ったことはありませんか?
ショアジギング用のジグは1000円前後かもしれませんがオフショア用のジグは3000円近いものもあります。
それなら作ってしまえばいいんです。
今回紹介する自作メタルジグは30g程のシグなら10円程、オフショア用の300g程のジグなら100円で作れます。
実は型取りさえしてしまえば、自分の好きな形状で大量生産できます!
さらに、
市販のジグも大量生産できます!
※市販のジグを型取りすることは、少しグレーなラインなので自分で使う分だけにしましょう。
それでは、早速メタルジグの作り方を紹介していきます!
10円でメタルジグを自作する方法!大まかな手順と必要な道具
まずは、簡単に手順を確認しましょう!
自作メタルジグ手順
①元となる型を作る
②シリコンで型を取る
③鉛を流す
④色塗り(カラーリング)
必要な道具
以上!簡単なので写真を見ながら真似してくださいね!
いよいよ、メタルジグを自作しよう!
①型を作る
木材を好きな形に削りましょう!
ここで削った形がそのままジグになりますので愛情込めて綺麗に削りましょう!
step
1荒削り
step
2研磨
②シリコンで型を取る
ここで作成するシリコン型がメタルジグの型取りになります。
この型さえあればジグを大量生産することが出来ます。
丁寧に作ってみてくださいね!
ここで使用するもの
step
1粘土
特殊な粘土ではなく、子供が遊ぶ粘土です。
他にも方法はいくつかありますが無難に粘土での方法を紹介します!
Mr.型取りブロックで大まかな形に縁取ります。
ポイントはこの粘土に開けた穴!!忘れずに!!
注意ポイント
粘土に開けた穴が最終的に型ズレ防止の役割を果たします。
step
2シリコン投入
汚い写真ですみません(笑)
この耐熱シリコンはシリコン原液と硬化剤がセットで届きますのでこれから紹介する分量を間違えないよう気をつけてください!
シリコン分量・注意点
100:3(シリコン:硬化剤)
硬化剤は3%よりも多くなる分には問題ありませんが少ない場合はシリコンが硬化せずに半乾き状態になってしまうので注意しましょう!
すぐに硬化はしないので混ぜる際は、泡を立てずに丁寧に混ぜましょう!!
湿度にもよりますが4〜8時間で硬化します。
硬化したらブロックを外し、粘土も綺麗にとりましょう!
ここまでの工程をもう一度繰り返します!
step
3脱着剤を塗る
脱着剤、ここが1番のミソです!!
これを塗らずにもう半分のシリコンを流すと、くっ付いて努力が無駄になります(笑)
Mr.シリコーンバリアー を凹凸にも筆で丁寧に塗りましょう!
表面が乾燥するまでしばらく待ちましょう!
代用に注意
ネットで調べると、洗剤や食用油などで代用ができる!と書いてある記事もあります。
しかし、全て試してみましたが出来ませんでした。また、潤滑剤のCRCでも代用できませんでした。
専用の道具には専用のもので・・・ということですね(笑)
step
4片面を型取る
あとは、また同じ工程なので簡単に説明していきます!
分量通りに混ぜてシリコンを流します。
硬化したら完成です!!
あとは鉛を流す口を作ります。
この写真はお粗末ですが今回はあくまでも作り方の紹介です!
型取りの時点で空気口なども作ると綺麗に出来ますが、今回は簡単に説明するために応用はしませんでした♪
③鉛を流す
ステンのワイヤーを曲げて取り付けます!
本当は貫通ワイヤーが良いのですが・・・。
挟む木材は穴を開けて自作しました!
あとはガスバーナーで鉛を溶かしてゆっくりと流していくのみ!
④色塗り(カラーリング)
ここが私の作業部屋となっています!
ルアーリペインの依頼も承っておりますので機材や材料は揃っています。
あとは鉛に色をつけてジグの完成です。
このような感じでホログラム転写して、色を塗って、トップコートしたら完成。
ルアー塗装に興味ある方はこちらの記事をご覧ください!
誰でも簡単に始めることができるルアー塗装方法をいくつかの記事に分けていますので面白いですよ〜!
まとめ
まず、今回ご紹介した耐熱シリコンは1kgです。
1kgがどのくらい型取りできるかというと、200gのジグを型取りするとしたらおおよそ4つ分です。
しかし、いくら耐熱でも20個ジグを生産できるか・・・といったところです。
1つの型で20個ジグを生産できると思ってください!
もろもろ含めて計算した結果が単価10円〜100円でしたので作ることをおすすめします!
確かに時間がかかりますが自分で作ったルアーで釣れると楽しいものです!
より一層、釣りが楽しくなると思いますのでお時間あるオフシーズンにぜひ挑戦してみてください!
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