シーバス パターン紹介

【北陸ヒラスズキ】ランカーも夢ではない!北陸ヒラスズキの可能性

2020年北陸でキャッチされた

ヒラスズキの北の限界生息域である北陸。

新潟県では一生に一度拝めれば良い程の激レアキャラでしたが様々な要素で年々少しながら個体数が増えてきているのが現実です!

もう既に狙って獲れる日が近いかもしれません♪

今回のブログを書くにあたって提供を頂きました!

今回のゲスト

・中村雄浩さん / 福井県出身

Funa film & photo worksというブランドを立ち上げドローン撮影でPR映像やウェブ広告の撮影の業務を行っています!

釣りが趣味で福井をメインに日本各地、さらには世界までも釣り歩くアングラーさんでもあります!

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今回は北陸のヒラスズキということで中村さんは今年2020年内に2本のランカーヒラスズキを北陸でキャッチしています!!

私自身は過去に新潟県で8本のヒラスズキを獲っていることからパターンも見えてきたので今回はその辺も含めて書いていきたいと思います♪

北陸ヒラスズキの可能性

北陸はヒラスズキの生息限界域

まずヒラスズキとは南の魚です!!

Wikipediaより

日本(茨城県以南、本州・四国・九州、日本西部)

このような記載がされてある通り、本来は北陸にいる魚ではないのです。

しかし、数年前から太平洋側は福島県、日本海側は新潟県で目撃情報が相次いでいることから生息域が広がっています!

つまり北陸でも狙って獲れる日は近いという事!!

もっと時が進めばさらに北上するかも!?その辺はわかりませんが未開拓の釣りというだけで夢が膨らみますよね♪

北陸ヒラスズキの実績

2014年 新潟県ヒラスズキ

初めて新潟県でヒラスズキを獲ったのは小学6年生、今から6年前でしたがその時は5本キャッチ。

バラシまくりだったことを思い出しますが…それもそのはず、この魚が初めてのシーバスだったんです♪

今考えてもどんな神がかった状況だったのかわかりません(笑)

恐らく私が再びこのような神パターンに巡り合うことは無いと思います(笑)

ーーそれから5年が経った2019年に再びキャッチしたヒラスズキーー

2019年 新潟県ヒラスズキ

この日は狙って獲ったのではなく偶然に近い形でしたが北陸ではかなり良型のヒラスズキでした!!

北陸のヒラスズキを狙うにあたって、ベイトの存在は絶対条件ですがさらに大切なのは「水質」だと感じでいます!!

濁りが入っている場合、とにかく口を使わないようになります。

北陸と九州の大きな違いはココにあります!!

比較すると北陸は砂(サーフ)が多く、その砂も濁りやすい砂です・・・。

とはいえ凪だと難しいこともあり、そのポイントについて波があっても濁らない条件をきちんと把握しておくことが大切かと思います!!

ヒットルアーはサーフェスウィング95F。

2020年 新潟県ヒラスズキ

そこでこれまでのデータを分析してポイントで確認、ベイトが入ったタイミングに「濁らない波の方向」で釣りをしてみました!

その日は私と仲間が一本づつキャッチに成功♪

さらに同じ条件で入った別日にもう1本、完全にヒラスズキが釣れるタイミングがわかりました!!

今後がとても楽しみです♪

ヒットルアーはこちらのサーフェスウィング147F。


いつもお世話になるヒラヘイパイセンこと平口さんは能登半島で毎年キャッチしています。

偶然ではなく狙って獲っていることからやはり凄い!!

能登半島はかなりの個体数になっているようです♪

しかし、ポイントを把握していることが大切なのでアウェイで獲れるかと聞かれるとそうでないのかもしれません。


こちらは中村さん。

中村さんは冒頭でも書いた通り、今年に入って福井でランカーヒラスズキを2本キャッチしています。ノーマルヒラスズキも数本と、とんでもない人なんです(笑)

それも海だけではなく、海と川!!


ヒラセイゴが生息するということは80㎝オーバーが存在してもおかしくないとは思っていましたが実際に掛けた時獲れるのか?

さらに80㎝後半という日本南部でも難しいサイズをキャッチすることに成功!!

腕はもちろんですがヒラスズキに巡り合う運、ましてやこのサイズ、そして獲ってしまうんだからビックリです・・・。

こんな夢のようなフィールドになりつつある北陸。

すっげぇ(笑)

北陸ヒラスズキを狙うポイント

ヒラスズキの基本タックル

タックル

・ロッド:9.5~11ftのMH~XHクラス

【NEW】JUMPRIZ ツーリミット103 マルチ

・リール:4000番前後(1.5号で200m巻き程)

【コスパ最強】ツインパワーSW 4000XG

・ライン:PE1.5号/リーダー30lb程

YGK よつあみ オッズポート

・ルアー:60~200mm

捕食するベイトとは

今まで腹を見てきたメインベイトはカタクチイワシ。

さらに過去に釣ったヒラスズキの中にはエビ系を食べていた個体もいました!!

恐らく釣れるタイミングとしてはカタクチイワシが接岸していることが絶対条件!!

居つきのヒラスズキを狙う。といったような釣りは個体数が少ない北陸ではほぼ不可能と考えて貰って良いかと思います♪

河川のヒラスズキはデータが無く、釣った方も知らないので未だ未知な世界です。

だからこそ面白い発見や感動がありますよね♪

ヒラスズキが釣れる条件

ヒラスズキといえば、足場の高い磯や岩が度重なるイメージが多いかと思います!

やはりヒラスズキの本場、九州では火山系の岩が多いのは事実です。

一方で北陸では福井や石川のに一部存在するだけで他はそのようなポイントはなかなか見当たらりません・・・。

その為、北陸でヒラスズキを狙う場合は平磯やサーフがメインになってきます!

平磯とサーフといえば、北陸全体がそのようなものでどうやって探せば良いのか??

キーワードは2つ。

キーワード

・荒れても濁らないエリア

・ベイトが入りやすい地形

荒れても濁らないエリアを見抜く

磯のヒラスズキは特に水質にデリケートな魚です!!

磯マルは濁りがあっても釣れる場合がありますがヒラスズキはクリアほど確率があがります!!

冒頭で書いた通り、北陸エリアでは時化ると濁りが入ってしまうことがほとんどです・・・。

その中で濁らないエリアを探すことが大切になります!

そこで大切なのは「波」

北うねり、西うねり、東うねりなど全ての波において持つ顔が違います!!

これから入るポイントがどの方向からの波と相性が良いのか、知っておくだけで釣果が爆上がりします。

本当に西と北で濁り具合が変化すると気が付いた時は驚きでした。

私は毎釣行で潮位や波、ベイトの有無はもちろん必要に応じて水温もメモをして期間でデータ化していて例えば偶然ヒラスズキが掛かった場合、マルスズキが釣れる状況と比較するといくつか異なった点が出てくるかと思います。

その一つの比較する要素として後々活きてきます♪

もちろんデータ化したところでわからないものはわかりません(笑)

そこへ行かないとわからない五感的な野性的な感がめちゃんこ大切なのでとにかく通うことが重要です!!

通えない場合は一回一回の釣行を大切にするためにメモはおススメです♪

ベイトが入りやすい地形を見抜く

次にベイトが入りやすい地形ですが「立ち位置が少し違うだけで向こうの人は連発・・・」

そんな経験はありませんか??

ベイトが入りやすい、溜まりやすい地形は各ポイントで必ず存在しています!

堤防で考えるとわかりやすいのですが、先端が釣れるのは潮通しが関係しています!!

潮通し良い→ベイト通りが良い→釣れる

一方サーフでは適当に回遊しているように見えるベイトですが離岸流やショアブレイクなどを好みます♪

もちろんイーターも同じ魚ですのでベイトが好む場所はフィッシュイーターも好みます。

つまり地形変化が関係して魚が釣れます!!

地形変化→ベイトが好む→釣れる

まとめるとこんな感じでヒラスズキだけでなく、多くの魚に有効ですので試してみてください!

ポイント選び

・濁らないエリア

・地形変化と潮通し

磯へ立つにあたって

最後に安全について、各地へ遠征していると「装備の差」をつくづく実感することがあります。

私の地元である新潟県を例に出すと磯で釣りをする時期やイメージが薄いことからウェットスーツを持っている方はごく僅かです!

サーフや堤防、テトラがメインですので出番は少ないかもしれませんが磯に立つのであれば是非ウェットスーツをおすすめします♪

立ち入る範囲がウェーダーよりも広くなるのはもちろんですが動きやすい!

ルアーにケチっても安全装備にはケチってはいけないと個人的には思っています!!

とはいえ最近は新潟県でもウェットスーツを着ている人が多くなったと感じています!

ちなみに私が使っているのは「リアスのウェットスーツ」3年使用していますが穴もほつれも無くバリバリの現役です(笑)

ウェットスーツはどうしても手首や足首から切れてしまいますが異常なし♪

ウェットソックス一覧

同じ北陸の能登や佐渡へ行けばウェットスーツが当たり前ですので広まるといいな…なんてね♪

では、今回は北陸のヒラスズキについての記事でした!

年々個体数が増加することを願っています!!

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